ちょいちょい阿呆になる外科医の話

外科医もすなる統計やらバイオインフォマティクスやら勉強してみた、という記録。

バイオインフォマティクス技術者認定試験

!注意!

ここに書いているのは、本当に「資格試験合格だけでええわー」という人向けのものです。

大切なのは、この試験への勉強を通じて自分に足りていない知識を確かめ補うこと!

 

合格はその1つの指標に過ぎないです。

ぶっちゃけ、この試験受かっても解析技術はない(他の方もブログに書いてた気がする)

 

0:受験者の背景

 年齢・・・アラサー

 出身学部・・・医学部 卒業して5年程度経過

 かれこれ10年弱前に分子生物学や遺伝学、免疫学等々いわゆる基礎医学は修めたけど、情報系は全く履修無し。

 仕事・・・手術&外来。日常業務ではまっっったくバイオインフォ関連の知識は使わない。

 勉強時間の確保方法・・・昼休み、通勤電車内

 

1: 使用した教材

①日本バイオインフォマティクス学会編:バイオインフォマティクス入門

 本当に資格合格だけを目標にするなら、これをやるだけでOK。

 なんなら、受験する時には既に第2版が出ていたけど、学生時代に積読になっていた初版で勉強した。それでも受かるくらい、試験に必要なことがきっちりカバーしてある本。

 

②過去問

 バイオインフォマティクス学会HPの参考問題・過去問コーナー(https://www.jsbi.org/activity/nintei/sankou_mondai_kako/

これを5年分解いた。目的は、

・計算問題に慣れる

・(テキストに載っていない)最新の話題をチェックする

の2点。前者は非情報系の人間にとってはかなり重要。また後者に関しては、

 生物系→ オミクス解析、Covid-19、分子免疫学etc.

 情報系→ 機械学習人工知能

などなど出題頻度が高くなりそうな分野に関してチェックできる。

 

2:勉強時間

 全然誉められたものではないけど、多分正味の試験対策は20時間くらい?です。

 テキストのチェック10時間 + 過去問5年分の回答&解説10時間

ぐらいの配分。(同じ月に別の試験あって、準備期間が2週間しか取れなかった。。。)

 

3:実際の試験

試験会場・・・私の地元だと、イ○ンモール内のPC教室

時間帯・・・18時開始、日曜日。

周りを買い物客が行き交う中、教室の前に置いてある椅子に座って入室を待つアラサー。。。

入室後は型通り椅子に座って問題を解いてく。計算用紙は渡されるし、ボールペンは貸与のものを使う。

試験時間120分のうち、大体60分で解き終わり、あとは見直し。見直しもじっくりやって30分で終わったので提出。

即座にスコアが出る。合否の判定は、例年全日程が終了してから2週間程度で出る。が、大体7割取れていればまず落ちないので終わった段階で合格自体は確信。スコアシートを貰って退出した。

そのままレストラン街で夕飯食べて帰りました。

 

受験から2週間後、ネットの受験者ページで合格を確認。ついでにバイオインフォマティクス学会に入会しました。

 

4:合格してみて

 首席合格者すごいな、と言うのが1番の感想。そして、受かるとやっぱり実際の解析をしたくなるのが、この試験の1番の効用かもしれない。

 実際に解析する→折角だからまた試験を受け直し知識をメンテナンスする

と言うのが大事かも。

 

どれだけの人が読んでくれるのかは分かりませんが、こんなでも受かるんやなあ、くらいに思って試験対策頑張ってくれたら嬉しいです。

受かった報告待ってます!

自己紹介

氏名 のりまき

性別 オス

出身地: もみじまんじゅうの国

生息地: 大手まんぢうの国

仕事: 外科医

 

好きなこと;

登山、筋トレ

お酒&料理

積読、資産形成

 

嫌いなこと;

しごと、仕事、シゴト

 

所持資格;

普通自動車運転免許

医師免許

外科専門医

バイオインフォマティクス認定技術者

管理料取れる研修修了が3つくらい

 

外科のこと及び関連資格だけでなく、株やら筋トレ、そして積読やら(取り留めなく)触れていきます。